←前へ 次へ→

露出計連動レバー可倒改造


2004.12.28

先日、ニコンのSCにて露出計連動レバーの可倒改造を依頼してきました。
12/13頃にSCに持ち込み、できあがったのが12/27でした。
(期間:約2週間・お値段:\12,000也(税抜))
他にも、ピントの不具合?(AF時後ピン)を調整してもらってこの期間だったので、
改造だけならもう少し早いかもしれません。
(ちなみに大井(東京)に送って改造を行うそうです)

F6における可倒改造の特徴は
  ・レバーが黒でなくなること。 (真鍮色?に変わります)
  ・ロック解除ボタンがないこと。
の2点が挙げられます。

上記の写真を見れば一目瞭然ですが、特にロック解除ボタンがないのは
ほかの機種を見慣れている人からすると違和感があるかもしれません。
どうやって解除するかというと、ただ連動レバーを押し上げるだけです。
これは非常に快適です。
上げ下げするときにはクリック感があるので、触れただけで勝手に動くことは
ないと思います。
逆に、この方式に慣れると従来の機種を使ったときにロック解除ボタンを
押し忘れる可能性があるんじゃないかと心配したりします。(^^;)

改造を行うと、Ai連動ピンがないニッコールレンズが装着できるわけですが、
ボディ側の連動レバーを倒したときの注意があります。
(※連動レバーを倒す:ここではレバーを上げて干渉しないようにした状態を指します)
というのも、連動レバーを倒したときに、レンズ側の絞り値に関係なく液晶表示の
絞り値が常に"1.8"と表示されてしまいます。(理屈を考えればすぐにわかるのですが)
レバーを倒したことを電気的に検出できれば、液晶に"--"などの無効値を表示でき、
絞りの誤設定を防ぐことができそうですが、なまじそれなりの値を表示してしまうために
うっかりミスが発生するかもしれません。

とはいえ、非Aiレンズを使うためにわざわざ別のボディーを携行する必要が
なくなるわけですから、個人的には改造を依頼してよかったと思っています。

※このページでは可倒改造に関する情報を提供するだけであり
  改造を勧めるわけではありませんので、メーカーへの改造依頼・使用については
  自己責任でお願いします。
  なお、メーカーにおける改造の受付可否・期間・費用は2004年当時の情報です。

(2010.1.7 加筆)

フォトギャラリー

▲ページトップへ戻る